魔女

ČarniCeは、スロベニア国内で数少ない、プロジェクトベースで様々な指揮者と活動する合唱団の一つです。文化遺産の保護とスロベニアの創造性の促進を理念に、質の高い多様なプログラムを演奏することで、高い評価を得ています。このアンサンブルは2002年秋から活動しています。リュブリャナの様々な大学の学生として、指揮者ストヤン・クレットの指揮の下、APZトネ・トムシッチで歌っていた歌手たちによって設立されました。過去2年間で、アンサンブルはレパートリーを刷新し、拡大してきました。これまでの活動の中で、スロベニア音楽界で成功を収め、よく知られている6つのプロジェクトに携わっており、4枚のCDもリリースしています。2010年秋以降、ČarniCeは指揮者マルティナ・バティッチとコラボレーションし、様々な時代の国内外の多様なスタイルの作品を揃えたプログラムを準備しています。プログラムには、ヨーロッパ各地の作曲家による典礼作品や世俗作品が含まれ、中には外国の合唱曲を女声合唱用に新しく編曲したもの、スロベニアの作曲家による作品、スロベニアの民謡を編曲したものなどもあります。
マルティナ・バティチはアイドヴシュチナ出身。リュブリャナ音楽アカデミーで音楽教育学を専攻（2002年）した後、ミュンヘン音楽大学で合唱指揮を学び、同大学でまず合唱指揮の学位を取得し、2005年にはミヒャエル・グレイザー教授のもとで同分野の専門大学院課程を優秀な成績で修了した。2004年から2009年にかけて、リュブリャナのSNGオペラ・バレエ団にオペラ合唱団の合唱指揮者として勤務した。2009年9月、スロベニア・フィルハーモニー管弦楽団の合唱団副指揮者に就任。彼女の最も顕著な業績の一つは、2006年にスウェーデンで開催された若手合唱指揮者のための国際コンクール、エリック・エリクソン賞で第1位を獲得したことであり、この受賞により、世界最高峰のアンサンブルで演奏したいというマルティナの夢が叶った。