世界230都市の中から、ウィーンは7年連続で最も住みやすい場所に選ばれました。その理由は次のとおりです。
グリーン、グリーンが大好き
ウィーンを散策したことがある人なら、この街に緑地がいかに多く、それらが街といかに美しく織り交ぜられているかにきっと気づいたことでしょう。ウィーンの面積の半分は緑地で、170万人のウィーン市民に対して120平方メートルの緑地があるという計算になります。信じられないかもしれませんが、この美しい街にはなんと2,000もの公園があるのです。緑豊かなプラーター公園、シェーンブルン宮殿の美しいバロック庭園、4,000種もの高山植物が見られるベルヴェデーレ宮殿の庭園と公園、12,000種類の植物がある植物園、ウィーン最古のバロック庭園がある52ヘクタールのアウガルテン公園など、魅力的な公園は数多くあります。植物園はリュブリャナと同じく無料です。
夢のインフラ
ウィーンでは公共交通機関が充実しています。地下鉄5路線、トラム29路線、バス145路線に加え、鉄道の接続も非常に良好です。自転車利用者には1,200キロメートルの自転車道とレンタル自転車「シティバイク」があり、リュブリャナと同様に最初の1時間は無料です。また、市内には1,500台もの自転車が整備されており、観光客にも利用可能です。ファクシ(自転車とタクシーを組み合わせたウィーン発祥の2人乗り三輪人力車)も利用できます。ぜひ乗ってみてください。
Wi-Fiの贅沢
ウィーンは市内各地に無料Wi-Fiスポットが多数設置されているため、住民や観光客にとって非常に便利です。例えば、観光案内所、クリスマスシーズンには美しく装飾される有名な市庁舎前、美術館地区、賑やかな人気スポットであるシュテファン広場、プラーター公園、ドナウ島、鉄道駅、そしてもちろん市内の数多くのカフェ、バー、ホテルなどでも無料でインターネットに接続できます。
賢い買い物
不要な包装、袋、そして無駄な廃棄物は忘れましょう。ウィーンでは、食品、衣類、備品の購入においても環境への配慮が徹底されています。プラーター近くのレトロな店「ルンツァー・マス・グライスレライ」では、自分で計量した食材を専用の包装で持ち帰ったり、店前の太陽の下で美味しいオーガニック料理を楽しんだりできます。アウファースタンデンではリサイクルや中古の備品を販売しており、デザイナーブランドのゲッティン・デス・グリュックスは環境に配慮した製品のみを使用しています。 公正取引 Gabarage Upcycling Design は、布地など廃棄物から風変わりな家庭用家具を製作しています。
アーバンガーデニング
まだ熱心な園芸家ではない方も、シェーンブルン市立農場を訪れれば、きっと園芸家になれるでしょう。かつてシシィが動物や植物、花々を愛でていた場所に、今では4,000平方メートルの庭園が広がり、ウィーン市民や観光客が園芸の腕を磨くことができます。中には自家製の蜂蜜まで作っている人もいます。ウィーンの中心部には、カールス庭園という都会の庭園もあります。カールス広場にある2,000平方メートルの庭園をレンタルすることもできます。
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