クランスカ イン

クラニ・ナ・プラニナにオープンしてまだ1年も経っていないクランスカ・ゴスティルニツァでは、フレンチのエッセンスが効いたイタリア料理を堪能できます。店内は心地よい家庭的な雰囲気で、そば、玉ねぎ、ニンニク、トウモロコシ、ジャガイモのパンの香りが漂い、まるで自宅にいるような気分になります。メニューを見れば、料理の真髄が伝わってきます。スロベニア料理では、牛タンとカボチャオイルを添えたそば粥、ポルチーニ茸を添えたチーズ・シュトゥルクリ、ワインソースで味付けした生ハムで巻いたウミガエルなどが、きっとご満足いただけるでしょう。シーフード好きには、ルッコラを添えたタコのサラダ、シーフードの黒リゾット、トリュフを添えたスズキのフィレ、ハマグリのソースがけのハタなどがお勧めです。宿のシェフはインスピレーションに従っていると語り、おそらくそこから、いくつかの料理に見られる非常に興味深い味の組み合わせが生まれたのでしょう。エビ、アボカド、マンゴーのエキゾチックなサラダ、チョコレートとオレンジを添えた鴨胸肉のスライス、ハニーガーリックソースのラム肉などは、きっと忘れられない味になるでしょう。もう一つ興味深いのは、冷菜にヘーゼルナッツとオリーブを混ぜたような風味のアルガンオイルが使われていることです。特に週末には、クランスカ・ゴスティルニツァは豚すね肉とローストの香りが漂い、本格的なサンデーランチを好む方でも満足できるでしょう。そして、美味しい料理を堪能した後でまだ何か食べたいものがあれば、自家製デザートをどうぞ。赤ピーマン入りジンジャームース、バニラクリーム入りチョコレートスフレ、シャンパンアスピック入りの森のフルーツとメロンアイスクリーム、コニャック入りの自家製栗ソルベなどがおすすめです。