リモワが空港の玄関口を越え、ヴィトラの協力を得て家具へと変貌を遂げた時、今年最も華やかなインテリアストーリーが誕生しました。そう、アルミニウムがあなたの家の新たな主役なのです。
ありきたりの椅子や収納ボックスは忘れてください。未来のデザインは、アカデミー賞授賞式のクチュールドレスのように輝く、荒々しいアルミニウムの形で到来します。高級ラゲッジの象徴であるリモワと、家具ブランドの貴族ヴィトラが、それぞれの輝かしい遺伝子を融合させ、クラシックな家具というより「自宅のためのオートクチュール」とも言えるコレクションを創り上げました。その結果は?まるで『Vogue Living』の表紙を飾ってもおかしくない、2つの作品が誕生しました。
ファッションはランウェイからリビングルームへ移行している
スーツケースの魅力的な後継者をご紹介します。 アルミチェア小さなスーツケースのように見えますが、パリのファッションショーで見かけるよりもずっとスタイリッシュです。リモワの特徴的な溝、マルチホイールホイール、レーザーREリサイクル素材のライニング、そしてパピルスブラウン、アイスブルー、エメラルドグリーンの取り外し可能なレザークッション。これは単なる家具ではなく、ファッションの血統を持つデザインプロダクトです。
いいえ、この椅子をキッチンテーブルの横に置くなんてありえません。注目の的、スポットライトを浴びる場所としてふさわしいのです。
ツールボックス?それともデスク用のクラッチバッグ?
2つ目はツールボックスですが、おじさんのガレージにあるようなものではありません。アリック・レヴィのヴィトラ・ツールボックスをリモワが全面的にリメイクしたものです。アルミ製のシェル、上品なテキスタイル、そして洗練されたデザインで、イブニングバッグとしても気軽に持ち運べます。もしシャネルがオフィス用オーガナイザーを作ったら、まさにこれでしょう。
限定版 – バーキンバッグのファッション版
ご注意ください。これは超限定版です。椅子は1000脚、ツールボックスは100個限定です。そう、その通りです。もしこの機会を逃したら、インテリア雑誌や、新型iPhoneよりも長いウェイティングリストを持つインテリアデザイナーの作品でしかお目にかかれないかもしれません。販売は6月18日18時15分(中央ヨーロッパ時間)から、リモワとヴィトラのウェブサイトで開始されます。一部の商品は6月19日より、一部のリモワブティックで販売開始となります。さらに、ヴィトラキャンパス内のザハ・ハディド・ファイヤーステーションに、6月27日まで限定インスタレーションが設置され、このコレクションが展示されます。もちろん、です。
結論:旅行がライフスタイルになるとき
コレクション リモワ×ヴィトラ デザインがもはや機能性だけにとどまらないことの証です。今やデザインはステータスシンボルであり、欲望の対象であり、理由も分からず欲しくなるものとなっています。スタジオに置いてあると容易に想像できる椅子です。 ラガーフェルド、そしてアン・ウィンターのデスクを飾ることのできるツールボックス。これは単なるコラボレーションではなく、アルミニウムの輝きを放つファッションストーリーなのです。